7月のごあいさつ

2024.07.01

こんにちは。アクアビューティーの松岡です。

いよいよ梅雨明けも近づき、夏本番が迫っておりますが、
お変わりなくお過ごしでしょうか。
あいにくの天気でも、七夕飾りが街を彩るころとなり、
いよいよ今年も夏が始まる合図のように感じられますよね。

さて、7月の和風月名といえば「文月(ふづき、ふみづき)」です。

その由来には諸説ありますが、なかでも「文被月(ふみひろげづき、ふみひらきづき)」が
略されて「文月」に転じたという説が有力とされています。
この文被月とは、短冊に願い事を書く、七夕の行事にちなんだ呼び方だといわれています。
今では、七夕といえばどんな願い事でも託してしまいますが、
元々は、裁縫や織物、書道や和歌などの技が上手になるよう祈る日だったそうです。

また、ほかにも収穫が近づくにつれて稲穂が膨らむことから
「穂含月(ほふみづき)」「含月(ふくむづき)」が転じて「文月」になったという説や、
稲穂の膨らみが見られる月から
「穂見月(ほみづき)」が転じた、という説もあります。

また、「文月」以外にも旧暦(陰暦)での異称がいくつかあります。

「愛逢月(めであいづき)」 : 愛し合う織姫と彦星が逢う月
「蘭月(らんげつ)」    : 蘭の花が咲く月
「秋初月(あきはづき)」  : 旧暦では7月は秋に入ったので、秋の初めの月

現在の7月はまだ蒸し暑く、涼しさを感じられないですが、
旧暦の7月は現代の8月頃なので、次第に涼しさが増していく時期だったのかもしれませんね。

昔ながらの行事がいくつも残る7月は、これらの行事を楽しみつつ
本格的な暑さを前にしっかりと体調を整えてお元気でお過ごしくださいね。

アクアビューティー 松岡