夏の風物詩「風鈴」がもたらす効果

2025.08.09
こんにちは、
アクアビューティの加藤と申します。
よろしくお願いいたします。(^▽^)/
毎日厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
皆さまは、風鈴の音を最近耳にされたことはありますか?
先日、お店の近くを歩いていたところ、軒先に吊るされた風鈴が風に揺れ、涼やかな音を響かせていました。
その瞬間、じんわりと暑さを感じる夏の空気の中に、ほんの少しだけ“涼しさ”が差し込んだような気がして、
思わず立ち止まってしましました。
風鈴の音には、不思議と心が和らぐ力がありますよね。
そこで、今回は夏の風物詩「風鈴」がもたらす効果をご紹介させていただきます。
①涼しさを“音”で感じさせる
風鈴の音は「涼しさ」を視覚や聴覚で感じさせてくれます。昔の日本では、風鈴の音が聞こえると
「風が吹いている=涼しい」と自然と感じるため、体感温度が実際よりも下がったように思える効果があるそうです。
②リラックス・癒しの効果
風鈴の音には、「1/fゆらぎ」という不規則な心地よいリズムが含まれていることがあるそうです。
これは、波の音や小川のせせらぎと同じく、人の心を落ち着かせると言われている音のリズムです。
⇒副交感神経を優位にし、ストレスを和らげ、リラックス状態に導く効果が期待されます。
(※「1/fゆらぎ」とは、自然界に多く存在する不規則だけど心地よいリズムのことです。)
人間の五感や心にとって、とてもリラックスしやすい音や動きとして知られています。
③厄除け・魔除けの意味
風鈴は古くから魔除けや厄除けの道具としても用いられてきました。
風に揺れて音を鳴らすことで「悪い気」や「邪気」を払うと考えられていたため、
寺院や神社などでも吊るされることがあります。
④季節の移ろいを感じる感性を育てる
風鈴の音は、夏の到来や終わりを告げる季節の音でもあります。人工的な音に囲まれた現代だからこそ、
こうした自然の音や昔ながらの音を取り入れることで、季節の変化に敏感になり、日々の暮らしが丁寧になります。
⑤インテリアとしての癒し
最近では、ガラス製、陶器製、金属製、和紙の風鈴もあり、見た目の美しさから和モダンインテリアのアクセントにもなります。
窓際や玄関などに飾ることで、空間に季節感と清涼感をもたらしてくれます。
いかがでしたか?現代はエアコンや冷たい飲み物で暑さをしのぐことが主流ですが、
日本には“音で涼を感じる”という繊細で美しい文化があることを改めて感じます。
是非皆さまも「風鈴」の音を聞いて心も体もリラックスしてみてはいかがでしょうか。
まだまだ暑い日が続きますが、皆さまどうぞご自愛くださいませ。
アクアビューティ加藤


